昨日は、連載中の京都新聞の担当さんから「ボリショイサーカス行かはりませんか?」という電話があり、チケットが届いたので、保育園を休ませて見に行ってきました。
もともと日曜日に行こうと思ってたのですが、「プールに行きたい」と言われ断念したのに、月曜の朝には、「サーカスはどうなったん?」という加奈子。「今日は保育園あるやろ」と言っても「休んでいく」と聞かない。
実は、僕もサーカスを見に行ったことがなく、どんなモノかわからなかったので「一回は行って見ねば」と思ってたので、「んじゃ!行こう!」となりました。月曜の朝は生協の配達があるんです。「早く来ないかなぁ?」とソワソワして待ってたら、いつもよりチョットだけ早めに到着。大急ぎで分けて家に運び込んで、いざ出発!
開演前に間に合いホッとしたのも束の間、今度は「加奈子、急にピンクのキラキラが欲しくなった」とモジモジ言い出す。入り口のポスターを見て、「え?ホンマは入場料ってこんなに高いんですか?無料で入ってスミマセン」となってたので、ちょっと財布の口が緩んでました。そこをすかさず加奈子に突かれました。
内容は…空中ブランコの大技で2回連続落下という、全体的に「京都講演最終日でお疲れなのね?」というモノでした。トランポリンもジャグリングもアクロバット演技も鉄棒も、情報化社会の中では、目の前ですごいことをしてるのに、ついつい
アレクセイ・ネモフや
スベトラーナ・ホルキナを思い出したり、ディズニーシーの「
マーメイドラグーンシアター」と比べてしまって見てました。
そんな中、僕も加奈子も楽しんだのが、ピエロの演目。舞台交換の度に出てくるんだけど、どれも楽しかった。チャップリンもそうだけど、道化は世界共通なのかもしれない。
加奈子は、空中に浮かんだひまわりを取るために、ピエロが椅子を高く積み上げて取ろうとするんだけど、その度にピュ~ンとより高く浮かんでいってしまい、どんどん椅子が高くなっていくという出し物が「一番おもしろかった!」と喜んでました。
ピエロの出し物は、客席と一緒に組み立てるモノがいくつかあって、どれも子どもたちがググッと参加し、大人達でも楽しめるモノでした。「見て見てすごいでしょ!」というショーもイイんだけど、コミュニケーションとるショーは普遍的に楽しいなぁと思いました。
休憩時間にパンフレットを買いました。客席を売り歩いている人達はさっき舞台に出てた人達。「パンフレットどうですか?」と片言の日本語で売ってました。パンフを受け取って「スパシーバ」と答えると、ステージとは違った笑顔でなにやらロシア語で話してくれました。「後半も楽しんでってね」って感じだったんでしょうか?
それにしても、休憩挟んで2時間のショーは、ちょっと加奈子には長かったようです。「ねぇ~まだあるノォ?」と最後はグニャグニャでした。帰りに、どこかで食べて帰りたかったのに、「早く家に帰りたい」とゴネゴネされ、僕もくたびれました。