いやはや、ヘルシンキからロンドンまでの空路。北海上空で揺れる揺れる。どの便もかなり揺れたみたいで、トイレで吐いてる人も。そういうのを見ると気持ち悪くなるんだよなぁ。おおかた飲み過ぎてる人もいるんだろうけどね。
で、ヒースロー空港の入管からアニルさんに会うまでの2時間半が、僕にとってものすごく長い時間でした。
とにかくヒースローの入管は時間がかかる。上海空港並みと言っても過言じゃございません。加奈子がこの時間待てるかどうか?心配です。機内で見る用のDVDは、むしろここで見せた方が良いかもしれないです。軽く一本見る時間があります。審査自体は、案外簡単で、「何日滞在するの?」「これって友達の家?」「帰りはダイレクト?それとも経由?」程度でした。
さてさて、長々並んで審査が終わり、荷物を受け取って、さぁ~アニルさん!
え?!?!なに?このものすごい人は?
みなさん、到着する人を「今か今か」と待ってる人達でごった返してました。アニルさんの銀髪を目印に探してウロウロウロウロ。
「いない…」
ん~かくなるうえは、電話か!と公衆電話に行き、教えてもらっていた番号に電話してみたら…つながらない。おいおい、もしかして番号間違ってるんじゃ?ネット接続でメール送信も試みてみたんだけどダメ。
ヤバイよヤバイ。
そうこうしているうちに、インドから仕事でイギリスに来たという日本人のオッチャンに出会ったので、電話番号のコトを聞いてみたら、「あたまの44は国番号だから不要」「44の変わりに0を入れて押して」とやってみると…つながった。
でも、留守番電話。
なんじゃそりゃぁ~~~(T_T)(T_T)(T_T)
イギリスの公衆電話は、各機にそれぞれ電話番号が振られている。さっきアニルさんに掛けた公衆電話が鳴ってる。「おおお!」ととると、「おお!Rio?今どこ?」というアニルさんの声。助かった。聞けば、すぐそこの「Costa Cafe」にいるという話。
ええええ!?!?!
さっそく、そのcafeに行ってわかりました。彼は帽子をかぶっていたのでした。これでは銀髪を探しても見つかれヘンわけです。ははは(^^;
無事に、アニルさんと合流したら、さっき電話のかけ方を教えてくれたオッチャンが、今度は「ターミナル2に行くには、どう行けば?」と逆に質問。持ちつ持たれつでございました。とにかく、写真を撮る余裕もなく、あたふたとしたロンドン上陸でした。折しもパラパラと小雨。やたらと疲れたロンドン上陸でした。まるで「ディーデイ」にノルマンディー半島に上陸した連合軍?不安とプレッシャーの雨あられでした。いはやは、つくづく僕一人で良かったです。これで加奈子もいたらエライことになってました。この教訓を活かし、和子さんがロンドン上陸の際は、かなりスムーズなはずです。待ち合わせは「Costa Cafe」です。